碓氷峠~アプトの道を行く♪

みわりん

2017年08月31日 23:29

2017年8月24日(木)~8月25日(金)


スウィートグラスでソロキャンプをした後は
碓氷峠にありますアプトの道を歩きに行きまーす!(≧▽≦)




アプトの道とは信越本線の廃線跡(旧線)を利用した遊歩道です♪
6つの橋梁と10の隧道(トンネル)があります。

廃線となった横川駅~軽井沢駅間のうち横川駅~熊ノ平駅が遊歩道として整備されています。


 

横川駅のすぐ隣にあります碓氷峠鉄道文化むら。キャンプ場(SG)から車で約50分





アプトの道起点は鉄道文化むら駐車場のすぐそばに。





折り返しになる熊ノ平まで6km。往復4時間くらい。






ホントは全部歩きたかったんですが何せキャンプ後、時間がないので鉄道文化むら 峠の湯
はトロッコ列車に乗っちゃいます!


10:00発に乗れるようキャンプ場を出ました。 帰りは峠の湯発13:30に乗るようにします。

このトロッコは鉄道文化むらの施設なので入場しないと乗れません。
8月は毎日、基本は土日祝だけの運行。




こんなトロッコ列車です♪





4人掛けに1人で座る感じになっちゃった(^皿^)





お隣の方たちは所狭しと座ってるのに(笑)


向こうに見えるのは鉄道文化むらの静態保存されてる車輌たち。







こちらは動態保存のEF63 新線時代(アプト式後)の電気機関車。






トロッコが走るレールはかつての下り線。その脇、アプトの道が上り線になります。






途中上信越自動車道碓氷橋」の下をくぐりました。
あの特徴的な橋のところ♪







機能してない信号機 錆び錆び(笑)











旧丸山変電所


明治45年 碓氷峠を走る列車に電力を供給するために建てられた施設。





まるやま駅到着。駅としての乗降はできませんが見学の時間が少々あり。






10:20 とうげのゆ駅に到着。







アプトの道に向かう人はほとんどいなかった^^;







さぁ、歩きまーす!





1号トンネル


アプトいちしろのトンネルの感覚で「ヘッドランプ忘れた!」って一瞬焦ったけど





ちゃんと照明ありました(笑) 1人でも怖くな~い(^皿^)   ※18時消灯です


トンネル内は涼しくって最高っ!!






2号トンネル






ここで湖の方へ寄ってみました。





碓氷湖 すごいキレイ!


坂本ダムの方まで行ってみたかったけど暑いし、しんどいので戻ります(笑)







上を通るのは旧国道18号。



一つ盲点が・・・アプトの道はず~っと緩い上り坂

急勾配ゆえにアプト式機関車が活躍したんだから当たり前なんですけどね(笑)
歩いてみるまで気が付かなかった(^皿^)フゥ







3号トンネル


でもトンネルいっぱいで楽しい道です♪







5号トンネル







さぁ、5号トンネルを抜けると~







めがね橋に出ましたー! 景色を堪能したら階段で国道に下りてみましょう♪











めがね橋 正式名:碓氷第三橋梁 明治25年完成


使われたレンガは202万8000個。深谷・川口(どちらも埼玉!)から運ばれたものだそうです。







めがね橋を渡るアプト式電気機関車 ED42。 いい写真だなぁ(^艸^)


写真と説明書きがアプトの道所々に掲示されてます。








めがね橋を渡り切ったら第6号トンネルへ。


10あるトンネルの中でも一番雰囲気のあるトンネルでした♪






工期短縮のために途中からも穴を掘ったそうです(横坑) 上の穴は排煙用。








第四橋梁






7号トンネル出口に、向こうが8号トンネル


7・8号は工期短縮のために1つの山を途中からも掘ってトンネルを2つに分けたそうです。







いよいよ最後のトンネル! 10号トンネル







トンネルを抜けると旧熊ノ平駅に到着。






先の方まで歩くと・・・折り返し点です。アプトの道として整備されているのはここまで。






この先、軽井沢駅までアプトの道が通じたら面白いのに♪
ロングトレイルになるけど(^皿^)






戻ります。






横川方面。


右端のトンネル(アプトの道10号隧道)旧線(昭和38年新線開通により廃線)
左2つのトンネルは新線(平成9年長野新幹線開通により廃線)






ちょうどお昼なのでベンチで休憩。


キャンプの余り飯(笑) パンにはツルヤのりんごバターをたっぷりはさんでます♪







帰りはずっと緩い下り坂。サクサク歩けちゃって快適でした^^






峠の湯まで戻ったら時間調整、休憩して13:30発のトロッコに乗車。



ロングシートがあったので、お一人様だからこちらに座りました(笑)











鉄道文化むらまで戻って来ました。
ここ来たのは実はこれで3回目(^皿^) 息子2人いれば鉄板のお出かけスポットですね(笑)




今回は1人じっくりアプト式のお勉強をしようかと(笑)




碓氷峠の勾配は66.7‰(パーミル)

今回、比較対象ができて初めて知りました。大井川鐵道井川線のすごさを!!
井川線の勾配は90.0‰です。すごかったんですね!!


パーミルとは「水平距離1000mあたりの高低差
井川線の場合1000m進むと90m上がる(下がる)ってこと。




碓氷峠の66.7‰を復元展示したもの。






こちらは現役!井川線のラックレールです。 夏キャンプのときアプトいちしろ駅にて撮影。





アプト式機関車ED90にある素敵なアプトマーク♪



 ABT はドイツ語読みで「アプト」なんですが、実際の鉄道の現場では「アブト」
呼んでいたそうです。







さぁ、こちら展示館に保存されてます碓氷峠のアプト式電気機関車を見学しましょー♪






前に来たときも見てるんですけどね、確実に見る目が違ってます(笑)






めがね橋を渡る古い写真に写っていたのと同じ型のED42






階段を下がって歯車を見れます!






しびれますね~(笑)







鉄道資料館の方にもアプトの歴史がいっぱい♪







たっぷりじっくり満足満足






鉄道文化むらの後は車で峠の湯に行って、さっぱりしてから家路に就きました。








家に帰ってから自分の古いレポを読み返してたんですが・・・







「遊歩道は鉄道文化むら~めがね橋間の4.7km」って書いてるので驚きました。
だって、熊ノ平まで6kmの遊歩道なのに・・・


と思った瞬間にフラッシュバック。

なんか、なんか行けなかったような(笑)
ホントもやもやっとしたかすかな記憶。



で、古いデータを探してみたら出てきましたー(^艸^)







2007.8.22  りん6歳・れん4歳 ちょうど10年前。





ズーム!(笑)



調べてみたら、アプトの道めがね橋~熊ノ平間は2012年の開通でした。

全然そんなの気付けなかった(^皿^)

ちなみに峠の湯は初めて行ったつもりだったんですが・・・
そのレポには「峠の湯に寄った」と書いてありました(爆)

あ~頼りない記憶w









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