フジカ灯油漏れ(≧ω≦;)奮闘記

みわりん

2015年01月15日 23:52

2008年12月に我が家にやって来たフジカちゃん♪
あれから丸6年の時が経ちました。


こちら当時の写真  ピカピカだな(笑)

キャンプはもちろん、家でもメイン暖房で使ってます^^

そんなフジカちゃんに新年早々トラブル発生(泣)


1月3日(土)

実家に一泊して帰って来た夜・・・
フジカを点けようとしたら下の受け皿に灯油が溜まってるのを発見。

「灯油が漏れてる!!?」

なぜ?どうして?


かなり凹む・・・(笑)
週末のキャンプどうしよう・・・(笑)





1月4日(日)

初詣 「フジカちゃんが無事復活しますように」・・・とは参拝してません(笑)


帰ってからガンプラ作りたかったんですが(笑)
仕方ないのでフジカ分解にとりかかります。


ランタンと比べると簡単でした(笑)

フジカ
実は今レポ作ってて突然 取説 のことを思い出しました(笑)
ガサゴソガサゴソ・・・あった!(^皿^)


取説にちゃんといろいろ載ってました(笑)

お手入れの件も。
全くしてない(笑)

取説には「芯交換」についての手順(分解)は載っていますが
問題が発生した場合にはご自分で分解はせず販売店へ」と書いてあります。
はい、自己責任です^^;




我が家のモデルはKSP-229-21C-J2

まず3ヶ所あるビスを外します。





外枠を外します。燃焼筒は乗っかってるだけ。





中間反射板はビス1つで留まってます。






4つの蝶ナットを外します。





こちらが芯上下装置





safetina NON LEAK TANK」 という倒れても灯油が漏れないタンク構造。
ゆえに灯油を入れたまま車載しても安心。キャンパーに愛されてる訳なんですねぇ。

今回のおかげで構造がよく分かりました(笑)






さて、タンク下の受け皿を外します。ネジ3つで留まってます。







タンク裏。 新鮮~♪






ありましたよ。w ( ̄▽ ̄;



ここ、受け皿があるとこなのでぶつけたキズではありません。

で、周りの塗装がベコベコしてるのでマイナスドライバーでガリガリ剥がしてみると・・・















ガビ~ン( ̄口 ̄;  腐食です。


心当たりは・・・・・・

みなさん、オフシーズン中 灯油はタンクから抜くようにしましょう(^皿^)アタリマエ?

結露による腐食です。今さら反省・・・





さて、もうこうなったらこの穴を塞いでやろう!と思いますよね?(笑)

でも、女子の乏しい知識では「パテ?」「ハンダ?」くらいしか分りません。
灯油との相性もよく分からないし・・・


ここでアドバイスを求めると・・・エポキシ系の接着剤がいいのでは、と。

エポキシ?!
人生初めて聞くワードです(笑)

調べまくり♪







1月5日(月)

仕事始め  仕事に忙殺されながらも頭は灯油漏れのことでいっぱい^^;

帰りがけ、ドイトに寄ってエポキシ接着剤を購入。
100均にもあるみたいです。




この日は乾燥させるために作業はせず。

ふと、塗装の怪しいところが他にもあることに気付く。



ガリガリ~ ペリペリ~


ガリガリ~ ペリペリ~



けっこう楽しい(笑) ←笑ってる場合ではない













そして、ガビ~ン(笑)






塞ぐとこいっぱい(笑) ←もう笑うしかない

後には戻れないし、とにかく乾燥、乾燥~







1月6日(火)


フジカにタンクの料金を問い合わせたメールの返信がきました。

そしたら残念、タンク本体の別売りはしていないそうです。
点検するのでストーブ本体を送って下さいとのことでした。


心の葛藤^^
・フジカちゃんはずっと使いたいし素直に修理に出すべきだよね・・・
・でも、穴埋め作業も面白そうだしやってみたいよね・・・(笑)


1日中悩みました(^皿^)ホント


で、結論。
遅かれ早かれタンク交換は必要。

だったらまずは穴埋め作業にチャレンジしてみて、納得して、観念したらタンク交換(笑)

ということで、フジカには「今回は見送りで」といった内容で返信しました・・・スミマセン







その夜、作業を開始♪


紙ヤスリでサビを落とします。





この側面はサビがモリモリでした^^;





今回使ったエポキシ接着剤はセメダイン ハイスーパー30
30分で硬化が始まるタイプです。300円くらい



・二液を混合して使用する化学反応型接着剤です。
・金属、ガラス、タイル、陶磁器、コンクリートなど硬い物の接着に最適。
・耐熱性、耐水性、耐薬品性に優れます。
・化学反応で硬化するため肉やせがなく、穴埋め、すき間充填などの応用も可能。
・硬化時間によって5分、30分、60分タイプなどの種類があります。
 使う面積に応じて選びます。




主剤(A液・エポキシ樹脂100%)と硬化剤(B液・ポリオチール100%) ヘラ・ねり板も付属


後にキャンドゥ(100均)で見つけたエポキシ接着剤は
A液・エポキシ樹脂100%
B液・アミン系硬化剤28% 有機溶剤・脂肪酸72% ・・・てな感じでした。





さて、主剤(ピンク)と硬化剤を同量出してよ~く混ぜます。






最初、少しの穴だけのつもりだったので6gの小さいタイプを買ってしまいましたが
厚盛りして、しかも少し残せる程度に間に合いました。






見えないところだから適当にモリモリ(^皿^)









1月7日(水)

タンクに受け皿を付けて灯油を少量入れてみる。うん、いい感じ♪

しっかりカチカチに塞がってるのでこれは絶対に大丈夫、と確信(笑)

そのまま一晩おいて様子を見ます。









1月8日(木)

早起きして、フジカちゃんどうかなぁ~♪ と余裕しゃくしゃくリビングへ行くと(笑)

さらに早起きの旦那が言いました。 「灯油もれてたよ」 と

ガビーーーーン!( ̄▽ ̄;

完璧だと思ってたのに・・・なぜ??
キレイに灯油を拭いてくれちゃってたので、にわかには信じられず(笑)
穴埋めしたところを触ってみても手に灯油つかないしw




灯油を抜いて受け皿外して、タンクを裏っ返しにしてみると・・・

なんと脚の穴の方から漏れてることが判明しました。
ちなみに穴埋めしたところはどこも漏れてませんでした!^^~3


脚はタンクに溶接されてます。
その内側の部分に腐食があるということですね・・・困った(笑)

穴の中の穴をいったいどうやって塞げばいいのか?

朝から頭フル回転(笑)

そして、あーするしかないなと構想は練れました♪
素人考えなのでこれでいいのか不安ですが(笑)








仕事帰りにまたドイト寄って買ってきたのがこちら。

エポキシパテ 金属用  700円ちょっと




2層になってます(エポキシ樹脂50% ポリオチール50%) 10分硬化型


必要量を切り取り、色ムラがなくなるまでよ~く練って、3~4分以内に作業を終えろと(笑)






作業面に紙ヤスリをかけてザラザラにします。





思い切って穴を塞いじゃいますよ!


あっという間にカチカチになってすごい! 10分(23℃)で実用強度に達するとのこと。






穴を確実に塞いだら脚を成形します!(笑) 


すぐに硬くなってくるから焦ります(笑)






ネジの穴も作ります。ネジ挿しただけですが。 受け皿の穴との位置合わせも慎重に。



このまま一晩乾燥~。









1月9日(金)

脚付きました!(^艸^) 灯油漏れもありません。 フジカ点火♪  嬉し~(≧▽≦)



結果的には全部パテでやれば良かったけど(笑)
ま、いっか。

パテは塗装やヤスリがけができます。








1月10日(土)

灯油漏れ発覚から1週間。
キャンプにギリギリ間に合いました。SGで雪中キャンでしたからね(^皿^)
もうファンヒーター持って行くしかないと思ってたから・・・キセキです

煮たり焼いたり、そしてあったか♪



でも、車載してて灯油のにおいが漂ってこないかとドキドキしましたよ(笑)
万が一漏れたときのために空のポリタンクも携行してました。





今のところ漏れはありませんが、エポキシがどれだけ灯油への耐性があるのか経過観察です。
この冬は持ってくれるかなぁ。

要介護状態となってしまったフジカちゃん(泣)
ごめんねぇ^^;





さて、上っ面はなんとかなりましたが根本的に解決してません(笑)

タンクの中!(^皿^)

腐食はすすみます。
サビ取りしないとw → ってことでまた別途レポで(笑)




以上、タンク穴埋め奮闘記でした。

なお今回の件、参考にできる類似の例がなかったので素人考えでやってます。
参考程度、自己責任でお願いします。→ヤンナイッテ?(笑)

ただですね。エポキシってやつがすごい!ってのは間違いないです(^艸^)

この知識を得られたのが今回の最高の収穫かも♪






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